当たり前のことを当たり前にやる組織
背景
開発生産性が謳われる昨今、どんな組織が強いのか考えてみた
結論
タイトルにあるとおり。
当たり前のことを当たり前にやり続けられる組織が強い。
きっかけ
ソフトウェア会社と事業会社、何が大きく違うのかと考えた際に、ソフトウェア会社と事業会社では当たり前と考えるラインが全然違う
たとえば、テストに関する考え方であれば、自動テストをリリース前に必ず実行していて、pipelineで通らない限りリリースできないようになってるとか。
たとえば、無駄なエビデンスを拡充させるより、きちんと動く環境をメンテナンスし続けるとか。
列挙したらいくらでも挙げられるが、当たり前と考えるラインが大きく異なる。
かつ、その当たり前を守る強度も大きく異なる
解決策
レガシーな環境が一気にモダンな環境の取り組み事例を全部導入すると破綻するし、それを運用する体力がない。
なので、理想を知りつつも、現実とのギャップを理解して、マイルストーンをきちんと設定していく。
当たり前と思えるラインをちょっとずつ引き上げていくというイメージ。
例えば、最初はテストのカバレッジを意識するとかからでも良いと思う。そこから、カバレッジだけでなくてテストピラミッドを意識してみるだとか、効率の良いテストとは?を考えてみるだとか、ちょっとずつステップアップしていくイメージ
なので、重要なのは3つ。
現段階のレベルでの当たり前をまずは継続すること
当たり前を継続できるようになったら、当たり前のレベルを引き上げること
そのためには、理想の状態を知り続けること
だと思う。
まとめ
当たり前のことしか書いてないけど、当たり前にこういうことをやっていきたい